
と、昨年制作した(つまり今年の)年賀状ではわざわざコメント文を入れて印刷していた。たしかにここ数年来、自分の作品を年毎にまとめる意味もありそのような体裁をとっていたのだけど、堂々と「恒例になっている」なんて書いてしまうと、次の年では予測をわざと外してみたくなる。
「今年はどんな作品だらうか」と予測したり、楽しみにしているひとがどれだけ居るのかわからないけど、 たまには意表をつこうと、だからパターンを変えて今回の年賀状は作ってみた。
最初はオール文字だけ、図柄は一切なし、それも超細かい字でビッシリと、さして意味のあるわけでもない駄文を綴るスタイルでと思っていたが、結局は今年制作したミニカタログの写真(↓)などを小さくカット的に入れてしまったから、意表をつこうとしたのに、出来あがってみればどこかいつもと同じような匂いもしないではない。
制作が遅れに遅れ発注もギリギリになったので、印刷屋さんも仕事納めの今日、ようやく刷りあがった次第。これから宛名書きにはいるのだけど、それが年の瀬ギリギリになるのは例年と同じ。恒例を脱しようと挑んだのはよいのだけど、結局、恒例なのである。
右上の画像は、長岡駅前、イトーヨーカドーの通り。本日の撮影。

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