
マイスキップ紙で連載を担当している「造形する風」である。写真は標題のところで、今月号。
サブタイトルに「造形大生・紙上ギャラリー」とあるように、学生に自分の作品について600字程度のコメントを寄稿してもらい、毎月1人ずつ紹介しているコーナーである。
この「造形する風」コーナー自体は、地元に「デザインに特化した」特徴的な大学があるわけだからそれをもっと市民に広く紹介しようと始めた企画。最初は「教授陣のリレーエッセイ」というかたちだった。そのあと「学長の連載コラム」をはさみ「卒業生による大学レポート」と続け、いまの学生紹介コーナーにとなったわけである。教授、学長、卒業生と続いたなら次は「学生」だろうという単純な発想と、当時の上山学長からの「学生のこともきちんと紹介してあげたい」という意向もあって始まったのだが、実際にスタートさせるときは「さて、いまの学生はどれくらい文章が書けるものだろうか、寄稿依頼に快諾するだろうか」という不安もちょっと翳めはした。まぁ結果からいえば、連載がずっと続いているわけだし「このコーナーいいねぇ、面白いよ」と言ってくるかたもいるから、まったくの杞憂だったよう。みなさん、なかなかうまく書いてくる。
と、そんなことをなぜ突然思い出したように書いてみたかと言えばわけがあって、昨日(17日付)の朝日新聞「学生諸君、文章書ける?」の特集をみたから。つまり「スマホ世代、あなどれぬ潜在力」に一票、といったところか。

さて、当の「造形大生・紙上ギャラリー」であるが、今月号の登場は絵画コース4年・西片結花さん。上の画像では具体的内容は割愛した(見えない)けども、文題は「描くというより、絵を作る」。西片さんは7月の「エックス展Ⅳ」にも参加されることになっている。
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