

今月は初っ端に銀座「長岡小嶋屋」の作品入替で東京出張、そのあとエックス展で新潟市内に10日近く出張となっていた。展覧会は動きもあったしなかなか面白くあったのだけど同時にハードでもあり、仕事が少し落ち着いた今頃になると、忘れていた疲労感にもそれなりに気付いたりする。暑いしね。
さて、その東京出張の際に、有楽町から地下鉄銀座駅へと地下通路を歩いていたときに遭遇したのがコレ。
通路の幅1/3ほどが、5段ほど階段を降りてそのまま5段ほどあがる仕組みになっていて、超芸術トマソンとして一世を風靡した赤瀬川原平の「四谷階段」(四谷の純粋階段)を思い出した。
よくよく見てみれば、天井部分に配管などの障害物があったようで、ここのところだけそれを避けるよう、天井も下がっている。階段としての意味はあったわけで、だから、純粋な意味での「純粋階段」ではないのだけど。
なんぢゃこれは!と発見し、思わずこの数段の階段ゾーンを通ってしまったが、道行くひとは皆避けて右側を通る。当たり前か。
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機会を見て探してみます。
それにしても、左側の手摺やフットライトに至るまで徹底した処理が、馬鹿馬鹿し過ぎて美しい。