
1916年に日本で初の鉄筋コンクリート造アパートが建てられ、いまは無人島となった小さな島に鉄筋コンクリートの高層建築が、廃墟と化して残っている。歴史を伝える産業遺産である。
世界遺産登録も目指しているらしいが、『劣化が進んだものから次々と倒壊し、数十年の間に多くが失われる』という予測。最古のものは築百年にもなるし誰も住んでなければ建物の劣化は激しいしで、
考えてみれば至極当たり前、当然すぎることだけど。
もうひとつ今朝の新潟日報で気になったのは、こちら。

東電社長氏と泉田新潟県知事との再会談の詳細を報じているのだが、県民の安全はどう守られるべきかという視点ではなく、見出しも「大幅譲歩したから経営リスクも」云々と、この紙面では東京電力の事情というか「経済」からの視点のみが優先された感。また、昨日取材をしていたフリージャーナリスト・田中龍作氏の報道と比べると、そこから受け取れるイメージが大きく異なるのも気になるところ。
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