
銀座中央通りの一角、交通至便なところにあります。建物自体は年期を感じさせるものですが、独特の重厚感ある外観デザインは健在です。
さて、お知らせです。この長岡小嶋屋「銀座ニューメルサ店」ですが、12月20日(土)をもって閉店することになりました。
建物自体の大規模な耐震補強工事が来年おこなわれることになったのですが、工事による休館期間が長期に及ぶことから、これを機に今年で閉じることとなった次第です。同社HPにも案内が記載され一般への告知も始まったことから、こちらにも「お知らせ」として記載させていただきました。
店内で現在実施中の「栗原淳子展」も、前に書いていた通り12月20日(土)までということになります。あと2か月と少々となりますが、銀座近辺に出られることがありましたらどうぞお立ち寄りください。
銀座ニューメルサ店“蕎麦×アート” vol.11 栗原淳子 展 (銀座ニューメルサ店・最終展示) 会期:10月2日~12月20日 会場:長岡小嶋屋 銀座ニューメルサ店/営業時間:11:00~15:00(ラストオーダー14:30)、17:00~22:00(ラストオーダー21:15) 展示作品リスト / 展示案内 |
● ぐるなび/ 長岡小嶋屋のページ:http://r.gnavi.co.jp/gc1s500/ |
同店の店内展示について簡単に振り返りますと、スタートは2012年4月。「銀座で新潟のそばを売る店だから、店内は新潟の作家の作品で彩ろう」と始めたものです。長岡小嶋屋では別店舗での店内展示の実績もそれまであったことから、展示用パネルや作品専用の照明設備など追加の改修工事もおこない、コストもある程度かけての企画スタートでした。画廊や美術館とは勿論違いますので、絵のある空間のなかで美味しい“食”を楽しめる、ということを志向し、一般ギャラリーとはまた違うアートの楽しみ方の提案でもありました。なので画廊のように絵をつぶさに見ようとする向きには多少の不便さもありましたが、寄せられた感想や反応などを見るにつけ、それ以上の意義を生み出せた好企画(手前味噌ですが)ではなかったかと思えています。 場所柄、「そばを食べに」来られる銀座の画廊関係者も多かったようで、ここでの展示を機に関係者の目にとまり、銀座での次の展開につながった作家もありました。
↑ 当該ビルの手摺部分のデザイン、丸と菱形が交互に配置されている
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