


美術展「地下光学」は昨日一昨日と2日間の中休みをとりましたが今日から再開、つまり後半突入です。27日(日)まで開催中。
この前半(私は2日間の在廊でしたが)、予想していた以上に多くのかたに足をはこんでいただきました。そのなかで目立ったのが、出展者の友人とか関係者ではなく「展覧会のチラシを●●(他市の美術館等)で見て……、それで初めてここに来た…」という来場動機のかた。会場が銀座などの画廊集積地や繁華街だったりすればまた別だけれども、この「板橋本町の住宅街」という立地条件は、単に一般論的に見れば「(フリーで置かれていた)チラシで遠方からひとが動いてくる」ことはまずそうないと思える。だからそうした訪問者が割と居て、この「地下室」に迎えていたことに新鮮な感覚があった。またチラシの画像やデザインが訴求力を持っていたということで、チラシのデザイン・制作者として喜ばしく思っているところ。

ちなみにDMでいえば表側に使用した画像も私の撮影で、こちらの写真もなかなか評判がいい。昨年Dungeonに初めて訪問した際の撮影で、つまり展構想を立てる以前の頃。DMに使うことの想定も意識もしておらず空間のメモとして撮ったものがそのまま「本採用」になっている。無意識と言いつつ、スペースにたまたま置いてあった小さな机を手前に写り込ませたのは、かなり意識的ではあるけれど。
またDMで表側の下半分を占める展コンセプト文の執筆は田島さんが担当している。
Contemporary art exhibition
地下光学 “Underground Optics”
会期:11月18日(金)~27日(日)/休廊日:21日(月)、22日(火)
出展:田島鉄也、外山文彦、フジタヨウコ、大和由佳
● 展覧会案内:http://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-3682.html
● 特設サイト:https://chikakougaku.wordpress.com/
● 地下光学・公式フェイスブックページ:https://www.facebook.com/chikakougaku/
● 作品リスト
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