たくさんの作品が並ぶなか、空中にモビールのように「展覧会案内ハガキ(DM)」が対でぶらさがっていて、その作品にとても魅かれた。素材とされたDMは(友人が運営している)板橋の地下空間「Dungeon」でのもので、なぜここにと驚いてそのロゴにまず目がいったけれど、時折揺れ動いたりするようすをずっと眺めながら、どこか味わい深さを感じていた。

言水ヘリオさんの作品。このDMの特殊性(表裏が無いなど)は知っていたけれど、話を聞くとまさにその特殊性から作品化したとのこと。他者のDMを自分の表現に転化させるさまが“綺麗”で、階下納戸の生ビールもおいしく進んでしばしほろ酔い気分。
ちなみに肴は「(ジョージアよりの)ロシア南部の白いビーフストロガノフ」と名付けられた一品。ターメリックバターライスをつけてもらった。この日はジョージア特集だった。
※上の画像は言水さんの承諾をえて掲載しています


納戸外観。めんそーれ大都市場の入り口にある。写真を撮ろうとしたら帰宅を急ぐ高校生が通りかかった。
- 関連記事
-
- 渋谷駅と銀座線 (2019/03/25)
- ナンドナーレと言水ヘリオDM作品 (2019/01/22)
- ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 (2018/08/01)