アート日和 vol.74 (地域情報紙「マイスキップ」2019年10月号掲載)
▼羽賀善蔵展と30年前の拙個展

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今回は話の流れで、私自身の初個展について触れている。 羽賀善蔵氏の絶賛は、事実だとはいっても書けば単に自慢しているだけと受け取られかねないし、そうした懸念からこれまでほとんど口外することはなくどこかに書くこともなかった。けれど文中にもある“ご遺族(娘さん)が訪ねてきたとき”に、「お父さまとは生前こういうことが実はありまして…」と雑談のなかで出したところ、「そういうことはどんどん発言してほしい(発言すべきだ)」的なことを言われた。
考えてみればたしかに、氏の進歩的な考えなりその人間性をよくあらわすエピソードだとも捉えられる。今回コラムに初めて記すことに考え直した理由はつまりはそこにある。「長岡にもこういった若者が…」というのは一字一句そのまま。

個展会場の画像は手元に遺るプリント写真から今回スキャンしたので、ウェブ初公開となるかもしれない。展覧会のDMは以前こっそりと載せていたけれど。
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