


長岡には「長岡駅をはさんで東側と西側に二つのカトリック教会があり、東側が福住教会で1929年の献堂、西側は表町教会で1963年の献堂」と“司教の日記”というblogに書かれていた。そこから続けて引用すると「この二つの教会、福住教会と表町教会は距離にして1キロ強。(2014年)1月1日をもって一つの小教区として合併することになり、聖堂は西側の表町教会」となったよう。
一方の福住教会のほうは併設の聖母幼稚園とともにその後建物は除却されている。歴史的なことは知らなかったが個人的に思い入れがあったことから、その建物除却についてそのときblogに記していた。今回、エックス展会場に来られたかたが事情通でその「聖母幼稚園とカトリック教会(福住教会)」の話をちょうどしていて、その矢先に「表町教会」解体現場を目の当たりにしたものだから、偶然の符合のよう。
私の場合どうしても建築物のほうに意識がいく。歴史的なことは知らなかったと書いたけれどそのとき福住教会の建物の由来について伺い、その貴重性は除却前にぜひ写真を撮らせてもらうべきだったと思っていた。その福住教会の跡地はいま(マンションらしきものが)建設中でもう様相を異にしているけれど、表町教会のほうは建て替えのための解体ということなのだろうか。
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