そのとき「野外作品」ページに載せたコメントは以下の通りで、 なるほど初めて野外展に出展したのが1995年だから今年でちょうど四半世紀なのねとあらためて気づく。今年参加する野外展で自作品のコメントを提出しなくてはならず、いま書いていたところだったから、県外での発表もあったななんて思いながら「四半世紀」なる言葉も書き入れることにした。
その作品コメントの締切は迫っていて、昨日とかに依頼されたわけではないからさっさとやっておけばいいのだけれど、この種のコメントはいつも締切寸前になる。
art works -Open air Exhibition-
野外彫刻を扱っているわけではないので特に野外アート作家という意識はないが、今回数えてみたら 1995年の「発作魔偶名野外美術展」(糸魚川市)に参加して以降、野外展には 「弥彦・野外アート展」、「Nのための食卓」栃尾守門岳展、 同・寺泊海岸展、長野県・玄照寺での境内アート、大地の芸術祭「雪アート・プロジェクト」と、実に数多い参加があることに気付いた。1998年発行の 『現代美術の断面~日韓90年代後期の現況』(出版:京都国際芸術センタ-)に掲載された作品も、その書籍のためだけに野外インスタレ-ションを敢行しているから、どこか繋がる意識があるのかもしれない。 これまで使った素材は鉄板、ステンレス板、石膏、角材、布、犬の置物etc、要素に組み入れるべく「場」は、雪原だったり池だったりお寺の境内だったり海岸だったり。webサイト開設にともない各々の差異と繋がりを、あらためて振り返りながら掲載すると面白いと思ってはみたものの、いかんせん時間不足で現在(いまだ)工事中。
(2014.01.18)