03は地域情報紙マイスキップ(フリーペーパー)についてである。現在発行している12月号を最後に、その創刊20周年達成を持っての休刊となった。“休刊”というのは微妙な言い回しだけれど、同じ形態、紙媒体としての月刊発行と考えるならば、“終刊”と捉えてよいだろうと思う。
以下、連載していたコラム「アート日和」の本年分の記事indexを。タイトルのみである。10月号の「作品記録集の制作」とか展名だけの6月号とか直截的でこだわりの見えない月もあるけれど、タイトルは基本的に気にして、制作Wさんに自分で毎回指定していた。 また企画特集面の私の担当記事が今年は2稿あり、そちらは次のエントリー記事にしたいと思う。
マイスキップ連載コラム「アート日和」 2020年
1月号: 〔記事広告への記事枠提供のため休載〕
2月号:vol.75 モエダンなるキーワード
3月号:vol.76 雪の現代美術館
4月号:vol.78 今日の旧長岡現代美術館
5月号:vol.79 それは言わない約束でしょ?
6月号:vol.80 どうぶつアート展
7月号:vol.81 垂れ幕で見た建物史
8月号:vol.82 企画者と作家の異なる立場
9月号:vol.83 何かの縁で個展つながり
10月号:vol.84 作品記録集の制作
11月号:vol.85 マイスキップを振り返って
12月号:vol.86 最終回とは言わないけれど
3月号~5月号では3回連続で旧長岡現代美術館の写真を載せている。何かしら載せられたのはよかったが、今年の建物除却工事のタイミングには、自身で持っているコラム内やblogに書くだけではなく紙面特集として何か違うかたちで大きな記事にまとめればよかっただろうと思えている。ちょっと取り掛かっていた「40年前の長岡駅近辺の画廊の状況」についてもしかりである。
11月号に載せた「マイスキップを振り返って」は、長期に関わっていたから「振り返る」といっても振り返り出せばキリがなく、内容を絞ったもの。 10年に渡って続けていた「長岡造形大生の活動や作品を紹介する連載」についてはだからそこでは触れられなかったが、最終12月号で回顧する枠を別にとった。毎回写真撮影を頼んでいた学生や関係者への謝意のほか、どういう意図で連載を始めどう進めてきたかといったことを最後に記しておきたかったのである。
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