
“無事に”と書いたのは、一昨日に「予定通り開催予定です」となんだかヘンな言い回しになってたのと同じ理由だけれど、新型コロナウイルスの感染拡大に対する県の「特別警報」が9月3日から適用されるにあたり、やはり「無事に」開催が始まったという感覚になる。
会場の長岡市美術センターは長岡市中央図書館の階上にあり、図書館のほうは完全休館ではなく、一部機能を停止する(例:閲覧室が利用できない等)に留め、貸出や返却には対応するようになったようだ。 市のホームページをみると「図書館は休館」と出ていたけれどこれは言葉があまりに不足で、たしかに新聞を毎日読みに来てたり閲覧室でずっと過ごすといった使い方しかしないひとには休館と同じだけれど、おこなわれるサービスもあるから一部休止(あるいは一部を除いて休止)という言い方が実情に合うようだ。美術センターのほうも勿論開館。
今日から県立の美術館は軒並み休館となり、それに倣って休館する他市のギャラリー施設もあるから、開催出来ても広報面の問題はどうしてもある。実際に昨日2日は「特別警報の3日からはひょっとしたら閉じるかもしれない、それだと今日しかないから急いで観にきた」なんて言われたお客さんもいたりした。何人か。
でもそれを見透かしたように、本日3日の新潟日報には「始まりました」と紹介されたからなんともタイミングがいい。同紙には他に「南魚沼・トミオカホワイト美術館で美術愛好家の作品展開催中」の記事もあり、美術施設は必ずしも一斉休館ではないと示していたようにも個人的には見えた。

それから誤解無きよういちおう注釈を加えておくと、美術センターの催し物は「特別警報中でもすべて開催」ということでは決してなく、イベントによっては主催者の判断等で延期や中止の措置がとられることもあると思います。立川晴一展以降の開催有無はその時点での状況もありますし、個々に確認ください。
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