以前書いていた、NHKで放送中のフランスのテレビドラマ「アストリッドとラファエル-文書係の事件録」。昨夜放送の第9回「消えた遺体」を見た。
急死した人間が(時系列でそれ以降に起きている)別の殺人事件の容疑者になるという、「名探偵モンク」を思わせるようなトリッキーな筋立て。なかなか愉しい。また、主人公のアストリッドは日本人(タナカさん)経営の日本雑貨店で決まって買い物をするとか、茶道のシーンが出てきたりとか日本の事がよく出てきて、その扱われ方からドラマ全体で日本文化への敬意が感じられるけれど、今回も冒頭、アストリッドが自室で中国のパズルを愉しむシーンは(絨毯の床上、卓袱台みたいなローテーブルに背筋をピンと伸ばした)正座の佇まいで、その所作が綺麗で驚いた。
あいかわらず貫地谷さんの吹き替えもよくて、久々に嵌っているテレビドラマなのだけれど次週が最終回(※シーズン1の)でちょっと残念。本国ではシーズン2も出ているから、早くやらないかしら。
(2022.09.26 pm19:30)
- 関連記事
-
- 道の駅は本日休業 (2022/10/06)
- 休館日とフランス人の正座 (2022/09/26)
- エックス展vol.12 諸々準備進行中 (2022/09/19)