
中之条での展覧会について記してみたり最近群馬の話題を書くことが時々あるけれど、もうひとつ続けて群馬絡みで。高崎市のギャラリーが発行した、若くして亡くなった陶芸家の作品集についてなのだが、その陶芸家は新潟県(村上市)生まれで新潟大学の芸能科を卒業しているから新潟にもちょっとつながりはある。「ある風景」とサブタイトルが加えられた伊藤昌美作品集。
伊藤昌美氏は1963年に新潟大学卒業後、新潟県内の高校の美術教諭を経て30歳で新潟大学教育学部美術科の研究生となりそこで陶芸の道にすすむきっかけを得て、1975年34歳時に京都に転居、以降京都を地盤に活躍した陶芸家。発行元のギャラリー空華のオーナーは学生の頃に作家と接点があり、作品集の編集も担っている。上の画像は同ギャラリー内での即興的な撮影で、上部に写る五角柱の常設作品、ガラステーブルの下に置かれた作品は氏の制作となる。


伊藤昌美作品集-ある風景-
A4版変形(210×210mm)、オールカラー44ページ/掲載作品73点
発行:ギャラリー空華、2021年3月/頒布価格1,500円
販売はギャラリー空華にておこなっているので興味あるかたは直接問い合わせのほど。
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