https://www.youtube.com/watch?v=KqmhDzelaaI
吃驚したのはマイクの前になぜかある「ヘン」なお面ではなくて、テクノポップ時代のいささかマニアックな曲をテレビの番組でやってたんだということ。そんなの知らなかったし、マニアックなディレクターもいたものである。太田裕美のいわゆる「木綿のハンカチーフ」のイメージが強いと、なんちゅーカッコで歌ってんねんと突っ込まれそうだ。
太田裕美のテクノポップ期は好きで、 かつて「マイスキップ」の連載コラムにも(そんなこと長岡の情報紙に書いてどうすんねんなんだけれど)記していた(2007年6月号)。その頃の、約15年前の古いblogにも「突然歌手業を休業してニューヨークへ留学したことがあり、帰国直後にいきなり前触れもなく出した」と(更に古い)40年前のアルバムについて書いていたが、そこからのシングルカット曲となる。動画のテレビ番組は、だからおそらく40年前のものなんぢゃないか。
冒頭テロップで「作詞:山本みき子」とクレジットが出るが、これは=山元みき子で、詩人の銀色夏生のことである。本名が山元さんで、だから本来なら山元が正解なのだが、レコード制作のディレクターが間違えて最初「山本」と記しちゃったのが因らしい。山元なのはもともと知っていたが、間違えた云々の顛末をいつだったかこちらで読んでいる。
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