今回の舟見倹二作品でいえば、ギャラリー1階に版作品を、2階には併設展示として(版作品に移行する前の制作である)油彩画を飾るけれど、階は違えど油彩と版の同時展示にあたっては氏のコメントがぜひ欲しいところ。油彩→版への移行は作家自らプロフィールに明確に示していたものだし、意味が大きいからだ。
故人にいま何か書いてもらうわけいかないが、2009年に本人が版と油絵について同時にコメントしたものが手元のデータに残っており、だからそちらを使ってA3ノビの大きさにまとめることとした。「舟見倹二のコメント -軌跡…油彩作品から版作品へ-」である。会場掲示用として、このあとスチレンボードに貼り込んでパネル化する。

2009年のそのコメントは、油彩と版作品とそれぞれを2会場で(ほぼ)同時開催した「舟見倹二の軌跡展」のもの。そのとき撮影した、自作油彩画を背景のポートレイトもパソコン内の古いデーターファイルを探し出し、上画像のようにプリントに組み入れた。 ちなみに同展については佐藤秀治氏が当時展評を新聞紙上に書かれており、「氏のレビュー」として今年紹介している。
さて、2週間くらい前に「都内ギャラリーの30周年記念展用に絵手紙を云々」と書いていたが、あらかた出来ていたハガキ大の作品に昨日はサインを入れ、てくてくと自宅近くのポストまで歩いて行って搬入(投函)した。ハガキ大なわけだからそのまま63円切手で出しても大丈夫なのだけれど、他に入れたいものもあったからと封筒に入れクリックポストにした。

展覧会(記念展)はこのあとの開催だし、まだ主宰者の画廊オーナーに届いてもないのに作品見せるってのもねぇと、画像は「作品梱包」の外観。しかも半分。こんなの見ても面白くもなんともないだろうけれど。
(2023.05.06 am9:00)
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